息子の宿題をやらせる方法


冬休みの宿題をことごとく放置する息子。
私はしばらくその様子を眺めていたのですが、一向に手を付ける気配がなかったので、さすがに新学期まで数日となると怒鳴りたくもなるんです。
そこで、主人と一緒になって、叱ってしまいました。
けれど、それでも変わろうとしないし、宿題に手をつけようとしない彼。
これはネットにすがろうと、宿題をしない子供にさせる方法という形でいろいろ検索してみました。
すると、叱るのは逆効果だそうです。
ただでさえ面倒だと感じているのに叱られてそれをやろうと思えるはずがないそうです。
それを見て、確かに・・・と思ってしまいました。

さらに、選択肢を本人に与えるだけで、「強制的にやらされている」というのではなく、「自分で選んでやっている」という意識が持てるそうです。
そこで、「宿題する?しない?」「するならどこの部屋でする?」「算数にする?国語にする?」という形で聞いてみました。
すると素直に「する」「この部屋がいい」「算数」と答えてくれます。
そして、自分で決めたという意識があるのか、それからきちんと机に向かってくれました。

私も、その隣に座って、彼が質問するたびに「どう思う?」とききかえします。
特別何かを教えるということをしなくても、隣にいるだけで安心するようでした。
悩んだ時に、「わかんないな」「なんでだろう」と愚痴ったり話しかけたりする相手がいるだけで、気持ちって落ち着くんですね。
それまで何か勉強に取り組んでも、一人で「わかんない」とものに当たっていた彼なのですが、私が隣で相槌を打つだけで、すごく穏やかでした。
そして、教えなくても、自分で必死に考えて答えを導き出せるんです。

勉強出来ない子だと思っていたけど、本当はいろんなことを理解しているのに、放っておかれているという意識が苛立ちとなって勉強の邪魔をしていただけなのかもしれません。
ちょっと面倒でも、そばにいて見守るということも大切なんだなと思いました。